事業背景

日本の高齢化は、世界に例を見ない速度で進行しており、介護人材不足が大きな課題となっています。介護人材の需給ギャップは、22万人(2023年度)から69万人(2040年度)に拡大すると推計されています。高齢者数の増加に伴い、介護人材の不足が大きな課題となっている中で、限られたマンパワーを有効活用し、高齢者の自立支援と介護の質の向上を実現するため、介護ロボットや新たなイノベーションの活用が期待されています。

出典)厚生労働省、「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」より弊社にて一部改変
https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000804129.pdf

今後、さらに介護現場で有用性の高い介護ロボットの導入を推進するためには、介護ロボットを導入する介護施設などにおいて解決すべきニーズを調査し、それを解決するための要素技術およびシーズとマッチングさせ、施設における介護業務でより効果的に活用することができる介護ロボットの開発を促進することが重要です。